NBAのプレーオフのチケットの買い方

ロックアウトでクリスマス開幕となったNBAのレギュラーシーズンもまもなく終了し、4月後半からは、プレーオフが始まります。
NBAのプレーオフは複雑で観戦日程を絞るのが難しいのですが、一応、どのようにチケットの発売、日程が決まるかなども含めて簡単にご説明をいたします。

チケットについては、あまりこまごまとしたご説明はかえって、頭を混乱させることになるので、できるだけ簡潔に書きます。

まず、ファンとしてのチケットの購入方法は大きく分けると、2つあると思ってください。
1つは、チームが、チケット会社などを通じて販売する定価チケットというものです。
ここでは、定価を買うとどのようなメリット、デメリットがあることを中心に書きます。

定価チケットについて

多くのチームが、チケットマスターというサイトを通じて定価チケットを販売します。
チケットの買い方として、正しいステップは、まず定価とはどの程度のものか、ということを確かめることからですので、まずは、チケットマスターを見てもらいたいところです。
その上で、おそらく4月15日前後までは、まだプレーオフのチケットを販売するチームはないと思います。
レイカーズやヒート、ニックスなどニーズの高いチームを検索し、レギュラーシーズンより先のスケジュールが出てない場合は、まだ定価は発売前という判断です。
ロケッツやナゲッツなど独自にチケットシステムを持つ球団もありますので、わからないことはお問い合わせください。

定価チケットは、一般的に、チームがプレーオフに出れそうなタイミングで発売します。
注意してほしい点は、このときは、まだ開催日程は未定です。
そのため、発売としては、ホームゲーム1、ホームゲーム2という形で発売され、開催日は後付けです。
ですので、例年の傾向から確実にホームゲーム1、ホームゲーム2が開催される時期にステイされるのであれば、開催日程未定のままご購入されてもいいとは思いますが、ピンポイントでの観戦となるとあまりにリスクが高く、定価チケットの購入というのは、オプションから外したほうがいいということになります。

例えば、今年のレイカーズのファーストラウンドを4月29日だけ観れる日程でロサンゼルスに行く場合、4月中旬のタイミングでは、まだいつ開催されるかわかりません。
仮に、チケットマスターで、レイカーズのプレーオフのチケットが発売されても、正式に決まるまでは、見合わせないと、1日日程がずれると、観れず、またチケット代も返金されてきません。

リセールチケットについて

リセールチケットは、イメージとしては、シーズンシートを持つファンが、行けない試合を再販するチケットでいいです。
アメリカでは、これを球団公認のような形でやっていますので、まあ、俗にいうダフ屋とはちょっと違いますかね。

ただ、再販する際の価格は、転売する人が付けますので、同じ座席でも価格にばらつきがでます。

リセールチケットというものは、そのチケットの転売システムを知ることが大切で、私個人的には、近年、球団が価格ごとに定価の設定を変更する戦略になっている状況の中、うまくリセールチケットを買うことで、定価より安く観戦できるため、とてもメリットのあるものであると信じる半面、買い手側が正しい情報をしらないと、痛い目に見ることがあるので、ここでは、NBAのプレーオフに特化したことを書きます。

例えば、Ticketsnowに代表されるリセールチケットを探していると、NBAのプレーオフに日程が入って販売されております。
一般的には、日付が入って販売されているなら、これで決定だろうと思うところですが、これは、あくまで、チケットを販売するうえでの「仮の日程」です。

ですので、If played: Date TBD のような表示が見れると思います。
これは、まだ日程は決まってませんという意味になります。

ようは、このような日程が決まってないけど、システム上、仮日程で販売している可能性があるということをしっかり把握するのが1点目です。

後は、そもそもアメリカの4大スポーツのチケットは、シーズンシートの販売こそが球団のもっとも力の入れるチケットであり、とにかくシーズンシートホルダーはステイタスが高いです。
例えば、プレーオフにしてもプレーオフのチケットを優先的に買えるのホルダーです。
もともとのレギュラーシーズンのチケットでも、人気チームは、多くの座席がシーズンシートで完売しているわけです。
ですので、すべてのチケットを一斉に販売するわけではなく、定価を買うにしても、既にシーズンシートで売り切れている座席はたくさんあることは知っておく必要があります。
そして、リセールチケットは、いままでは、ブローカーがメインの市場だったのが、ここ数年で、一般のファンが気軽に転売できる環境になっています。

そのため、もっとも大事なのは、購入のタイミングになります。
プレーオフは人気が高いというイメージがあるので、早く、早くというお気持ちは十分わかります。
ただ、定価は売り切れてもリセールチケットがあります。
リセールチケットが1枚も残らず売り切れるイベントは正直言って、ほとんどありません。
そのイベントの人気度により価格は上下するものの、売り切れということになるのは、ゼロにひとしいです。

大切なのは、開催日の正確性です。

プレーオフの日程におけるもっとも信頼性が高いサイトは、NBA.com(アメリカ版)で、4月27日以降の試合のカード、日程がでたときのみになります。
これ以外のサイトは、基本的には、予想やまたは、チケット販売のための仮日程だということを頭の中に入れておかないと、購入後のトラブルになりかねず、アメリカのサイトで直に買うと、どうにもならないことが多いので、ご旅行日程と試合日程の調整は慎重に行ってください。

今年は、ロックアウトもあったので、どのような発表かわかりません。
ただ、昨年までの傾向から行くと、レギュラーシーズンの4月26日の試合が終わったタイミングで、ファーストラウンドの対戦相手と、日程と第4戦目までの試合時間がアナウンスされております。
ですので、ホームアドバンテージを持つチームのご観戦をご検討の方は、滞在を4月27日~4月30日にしておけば、基本的な観戦ができるので、これぐらいの滞在のゆとりがあれば、4月中旬からチケットの購入をしても大丈夫ですし、もし、4月29日は夜からしか見れないようなスケジュールで渡米される方は、ぎりぎりまで待って、手配を依頼し、電子チケットなどの受け取り方法などでご対応していただくようなのが、チケット代を無駄にしないスケジューリングになります。

                                                 



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