本当にチケットを事前購入したほうがいいチームはどこ？

そもそも、NBAはどのチームがどのくらい人気があるのか、どのチームを見る場合に、日本から購入すべきなのか、これは、各チームがどれくらいの集客率を誇るかで、判断することができます。
ＥＳＰＮのサイトに、２００８?２００９シーズンの各チームの集客率が掲載されています。

チケットの取りやすさというのは、集客率に重点を置くべきなので、ここで、会場の収容人数に対して、
どれくらい埋まっているかという集客率で、順位をつけています。
１００％が座席数に対しての満員、１００％を超えるのは、立ち見があるからだと思われます。

ＥＳＰＮによると、

1位　ダラス・マーベリックス　１０４．４％
2位　ポートランド・ブレイザーズ　１０２．７％
3位　ユタ・ジャズ　１００％
4位　ボストン・セルティックス　１００％
5位　フェニックス・サンズ　１００％
6位　ロサンゼルス・レイカーズ　９９．７％

となっており、最下位は、メンフィスの７０．３％になっています。

９０％以上の、集客率があるチームに関しては、事前に購入したほうが、安心ですね。

ただ、集客率に関しては、チーム状態が第一に左右します。
例えば、2位のブレイザーズの成績は、2008?2009シーズンは、54勝28敗とデビジョン2位、
3位のジャズにしても、48勝34敗とデビジョン3位でともにプレーオフに進んでいます。
その前の年（2007?2008シーズン）のブレイザーズはというと、41勝41敗でプレーオフ進出ならず。
このシーズンの集客率は、９７．８％と全チームの中で13位でした。

チームの調子がいいと、3月、4月のチケットはかなり取りづらくなる、逆に、プレーオフが難しいと、取りやすい傾向にあるといえます。

ただ、例外的なケースとして、昨年からオクラホマシティに移転した、オクラホマ・サンダー。
シーズンの成績は、23勝59敗と、圧倒的な負け越しにもかかわらず、集客率は、９７．７％と
全体の9位。キャブス、マジックよりもファンの入りがよかったデータがでています。

NBAの場合、シーズンホルダーも多く、ＥＳＰＮの集客率のデータも実際入場したファンの
数か、それとも実際にチケットの売れた数かはわかりませんので、成績が悪くてファンが
行かなくてもチケットが売れていれば、集客率として入っているのかもしれませんが、
それにしても非常に人気が高いということがいえます。

チームの成績の低迷によるファン離れの最もわかりやすいチームは、サクラメント・キングスでしょうか。
キングスは、2002?2003シーズン以降（すみません。一番古くて2002年までのデータしか見つかりませんでした）、2006?2007シーズンまで実に5年間、常に満員の状態が続いていました。
ところが、2007年以降、チームが低迷、2008?2009シーズンは、NBA全体の中で、最低の勝率となり（17勝65敗）、集客率も29位、入場者総数も502,852人となり、全盛期の709,997人から20万人近くも減少しています。

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